お知らせ

2024.03.06

剪定(せんてい)講習会を開催


JAにしうわ 日の丸柑橘共同選果部会(以下、日の丸共選)では、2024年3月1日に「剪定講習会」を開催しました。

 

剪定(せんてい)とは、不要な枝葉などを切り落とし樹の形を整える作業で、主な目的は日光が均等に当たるようにすることや、消毒がかかりやすくなるようにすること、風通しを良くするようにすることです。樹形を整えるために行われる重要な作業であり、剪定によって果実の品質や収量にも影響がでてきます。

この日は雨上がりで若干風が強い中、多くの部会員が熱心に講習を受けました。
はじめに、濵田生産部長から「みかんを収穫し終わったのも束の間、これから選定作業が始まります。剪定講習をしっかり学んでいただきたい」と挨拶がありました。

その後、今回の剪定指導をJAにしうわ営農経済部の渡邊指導員より、昨年の振り返りを踏まえて行われました。令和6年産の生産重点対策について、高品質安定生産を軸に近年課題となっている隔年結果の是正に取り組み、土壌環境の改善による安定生産、マルチを主体とした高品質果の確保を目指して生産に取り組んでほしいと説明がありました。
具体的には、①土作り・土壌環境の改善、②老木樹の改植・密植園の改善、③剪定・発芽管理の徹底、④摘果・着果管理、⑤マルチ被覆、栽培管理、⑥病害虫、浮皮対策など生産者が取り組むべきポイントを、資料や実技によって明確に示されました。

 

 

その後、生産者は自身の生産班園地へ向い、剪定作業にとりかかりました。日の丸生産班は8班に分かれており(高城・中浦・大内浦1・大内浦2・杖の浦・勘定1・勘定2・勘定3)各班でより細かいアドバイスをもらいながら、高品質なみかんづくりのために冷たい初春の風が吹くなか、剪定作業に取り組みました。

今年もまた、おいしい日の丸みかんづくりに向けてスタートです!

 

日の丸共選からのお知らせ