お知らせ

2024.06.07

日の丸共選の新しいリーダーたちにインタビュー


この度、日の丸共選の新たな共選長に就任した濵田さんと、
副共選長兼生産部長の福島さんにお話を伺いました。
日の丸共選の特徴や未来の展望、お二人の趣味に至るまで、
幅広くインタビューをしました。

共選長 濵田善純(左)  副共選長(生産部長)福島秀晃(右)

 

お二人のご就任おめでとうございます。まずはじめにお二人のご経歴について教えてください

 

濵田:
私は20歳からみかん農家として働いています。今年で48年になります。前共選長の志を引き継ぎ、日の丸共選をさらに高みに引き上げるために共選長の任を引き受けました。

 

福島:
みかん農家になって10年目です。まだまだ初心者ですが、ベテランと若手のパイプ役となれるよう頑張っていきます。

 

 

改めてですが日の丸共選の特徴について教えてください。他の共選や産地と比べて、どのような点が際立っているのでしょうか?

 

濵田:
私たちの共選は温州みかん専作の産地で、「空からの太陽」「海から反射する太陽」「段々畑の石垣から反射する太陽」という、俗に言う「3つの太陽」に加えて園地は全面南向きで水はけが良く、立地条件が非常に恵まれており、高品質のみかんが育ちやすい環境となっております。そのような環境で育ったみかんは、瓤嚢(じょうのう)が薄く、糖と酸のバランスが絶妙で、毎年高い評価をいただいております。

 

 

 

品種を絞り込んでいること、恵まれた環境のなかで、品質管理や栽培方法などにも工夫して取り組まれているかと思うのですが。

 

福島:
私たちはマルチ栽培(収穫時期前にマルチシートという白いシートを敷くことで、みかんの木が吸う水の量を制限し、みかんの糖度を上げる技術)を導入しています。これにより糖度の上昇を図り、高品質のみかんを作ることができています。

 

 

濵田:
私達の先輩たちがみかんの生産をはじめて、130年近くになります。先人たちの努力を引き継ぎ、日々改善を重ねた結果、日本全国の方々に「日の丸みかん」の認知をいただいている。ありがたいことです。

 

 

手間をかけて、弛まぬ努力を永続してきたことこそが、日の丸ブランドの根幹なんですね。

 

濵田:
日の丸ブランドの信頼とファンづくりのためには、あらゆることをやっています。
では、少しプライベートなことも教えてください。趣味やリフレッシュ方法について教えていただけますか?

 

福島さん:
最近は買い物に出かけることが多いですね。それと、周りからゴルフを勧められているので(笑)リフレッシュの意味も込めて始めようかなと思っています。

 

そうなんですね。ちなみにご家族構成は?

 

福島さん:
妻と、13歳の長女と11歳の長男がいます。

 

濵田:
私は時々旅行に行ったり、読書をしたりしています。読書のジャンルは多岐にわたりますね。あと音楽鑑賞も。趣味は多いですよ(笑)

 

最後に、日の丸共選の未来展望についてお聞かせください。

 

濵田:
私たちの目指すところは農家が豊かになることです。そのためには、日の丸みかんのファンを増やすことが何よりも重要です。常に信頼されるために品質を維持し、ファンを増やしていくことでその結果として、農家全体が豊かになることを目指しています。

 

 

お二人ともありがとうございました。今後のますますのご活躍を期待しています。

 

 

日の丸共選の新しいリーダーたちの熱い思いと具体的な取り組みが伝わるインタビューとなりました。
彼らの努力と情熱が、日本一のみかんを生み出し続ける原動力となっています。

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