お知らせ

2024.07.10

令和6年産 荒摘果講習会を開催!
結実状態を見極めて、樹の着果状況に合わせた摘果に取り組む。


JAにしうわ 日の丸柑橘共同選果部会(以下、日の丸共選)では、着果量に応じた着果管理と樹勢維持で安定生産を目指すため、「令和6年産 荒摘果講習会」を7月4日に開催しました。

はじめに、JAにしうわ八幡浜営農管理センターの渡邊指導員より、資料に基づいて説明が行われました。
八幡浜地方の気象概況(平均気温・降水量・日照時間)の報告があり、間もなく梅雨明けが予想されるため、猛暑に伴う日射病などに十分注意しながら作業にあたってほしいということ。
また今年は昨年の着果過多や夏秋期の干ばつの影響により、着果が少ない傾向にあるため、生理落果を避けて生産量の確保を実施すること。
そして安定した高品質生産のため、マルチ被覆の取り組み方法についても説明がありました。

 

 

 

説明の後、今回のテーマである荒摘果作業に関して、特徴的な2本の樹木の状況(豊作樹と不作樹)に応じた作業方法について、JAにしうわ営農経済部の宇都宮課長による実演指導が行われました。
参加者は実地での樹木に集まり、熱心に耳を傾けました。
課長の指導が一通り終了した後、参加者はそれぞれの生産班園地へグループ分けされ、指導員から実際の樹木の現況に応じた具体的な対処法の見本指導を受け、その手順に沿って摘果作業を行いました。

 

 

 

日の丸共選は、安定した生産量の供給と高品質果実を作り、安全・安心な農産物づくりの実践に力を注いでいます。
今後も、おいしい日の丸みかんを多くの方へ届けるために、全力を尽くしてまいります。

 

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