お知らせ
令和6年度 夏期研修大会が開催されました。
JAにしうわ日の丸柑橘共同選果部会(以下、「日の丸共選」と称する)は、
令和6年度の夏期研修大会を8月5日に西宇和農協矢野崎出張所で開催しました。
開会に際して、濵田善純共選長から挨拶がありました。
最初に、生産状況および今後の生産における重点対策について説明が行われました。
気象概況の説明や果実肥大調査、着果量結果数、結果母枝調査を基に、
今年度の品質向上対策と時期別の生産計画を示し、順序良く取り組むよう説明がありました。
その後、販売計画および販売対策に関する説明があり、今年度の販売基本方針と計画が示され、
日の丸ブランドの維持・継続と更なる向上を目指し、以下の基本方針について意思統一を図りました。
・マルチ被覆を強化し、全体の底上げと高精度商品の増産、安定した品質の確保を図る。
・園地の基本管理を徹底し、高品質で連年安定した生産を実現する。
・年内販売を基本とし、熟期を見極めた適期収穫・販売に努める。
今年度の目標を確認した日の丸共選メンバーは、日の丸ブランドの維持と継続に向けて一致団結し、目標達成のために取り組んで行きます。
その後、講演会が開催されました。最初の講演は、みかん研究所育成栽培室の菊地毅洋室長による「柑橘の基本管理について」でした。
基本管理がいかに重要か、マルチ被覆栽培やジベレリンの活用など、パワーポイントを用いた分かりやすい説明があり、生産者は今後の農作業の確認を行いました。
続いて「青果物の消費動向と日の丸みかんへの期待」と題して、
株式会社丸二営業果実部の内田和彦マネージャー(仲卸代表)と東京青果株式会社果実第3事業部の田中延昌マネージャー(市場代表)による講演が行われました。
講演では、「ここ近年で日の丸みかんの評価は確実に上がってきている。その評価を崩さぬよう、酷暑の中であるが十分な生産対策をお願いしたい」との言葉がありました。
日の丸共選は、安定した生産供給と高品質の追求、安全で安心な農産物づくりに力を注ぎ、おいしい日の丸みかんを多くの人に届けるために全力を尽くします。