お知らせ
2026.03.10
今年も美味しい日の丸みかんを目指して ― 剪定講習会を実施
今年も美味しい日の丸みかんを目指して ― 剪定講習会を実施
― 根を育て、樹を立て直すための土づくりと剪定の基本 ―
日の丸共選では、より高品質な西宇和みかんの安定生産を目指し、剪定講習会を開催しました。本講習会では、近年課題となっている土壌の硬化や樹勢低下への対応をテーマに、土づくりと剪定の基本的な考え方について、指導員より具体的な解説が行われました。
JAにしうわ 日の丸柑橘共同選果部会(以下、日の丸共選)では、令和8年2月26日に剪定講習会を開催しました。
剪定は、みかんの樹形を整え、日光が均等に当たるようにするほか、薬剤散布の効率向上や風通しの改善を図るために行う重要な作業です。剪定の良否は、みかんの品質や収量を大きく左右します。
はじめに、濵田共選長より
「子どもや孫の世代へと続く高品質なみかんづくりに取り組んでいただきたい。その第一歩が剪定である。本日の講習内容をしっかりと学び、安定した収量と食味向上につなげてほしい。日々の管理の積み重ねをお願いしたい」
と挨拶がありました。

続いて指導員より、まず気象概況および直近の天候見通しについて説明がありました。その後、着花・発芽の推移、令和8年産に向けた生産基本対策について解説が行われ、着花後に確実に定着させるための管理の重要性が示されました。


さらに、樹勢回復対策や土づくりのポイント、柑橘剪定の具体的な留意点について、実例を交えながら詳細な説明がありました。
近年は土壌が固く締まり、みかんの根が伸びにくい園地が増加傾向にあります。そのため、根の健全な発育を促すための土壌改善が不可欠です。対策として、有機物の適切な投入など、具体的な取り組みについても解説が行われました。

今回の講習会では、単なる剪定技術にとどまらず、「土壌・根・樹体」を一体として捉える総合的な管理の重要性が再確認されました。
日の丸共選では、今後も生産者の皆さまとともに技術研鑽を重ね、西宇和みかんのさらなる品質向上に取り組んでまいります。
