お知らせ
2024.09.18
高品質なみかんを目指して!令和6年産 仕上げ摘果講習会を開催
日の丸共選では、今年も美味しい日の丸みかんを皆様へお届けするための努力を続けています。
令和6年産みかんの品質向上を目指し、9月12~13日にかけて「仕上げ摘果講習会」が各地区で行われました。
今年も例年通り徹底した品質管理と栽培技術により、高品質な日の丸みかんを皆様にお届けできるよう、日々作業に努めています。
9月12~13日、JAにしうわ 日の丸柑橘共同選果部会(以下、日の丸共選)は、「令和6年産仕上げ摘果講習会」を各地区で開催しました。
これは、7月に実施した荒摘果に続き、日の丸みかんの品質をさらに高めるための大事な作業です。
開会の挨拶では、濵田善純共選長が「9月に入っても蒸し暑い日が続いています。心配していた台風10号の影響もほぼなく、果実は順調に育っています。さらなる果実品質向上のため、タイベックシートの敷き詰め作業にも今一度ご協力をお願いします」と述べ、品質管理の重要性を強調しました。
続いて、JAにしうわ八幡浜営農管理センターの渡邊指導員による講習がスタートしました。
まず気象概況や今後の天候の見通し、そして全国的な温州みかん生産予想について報告がありました。今年は全国的に開花が早かったものの、標高差によるばらつきが見られ、着果量も昨年に比べて少ない傾向という説明があり、これを踏まえて適切な摘果作業を行うことで、収穫量を確保しつつ、味を高めていくことが強調されました。
今回の講習では、参加者は摘果作業の優先順位や、着果量に応じた効率的な作業方法を学びました。9月から10月は光合成が盛んになり、果実の甘みが増す大事な時期です。この期間の適切な摘果が、最終的なみかんの品質を左右します。
講習後、参加者は実地での摘果実演を見学し、熱心に質問を交わしました。講師からの指導を受け、各自の園地へ戻り、すぐに実践に取り組む姿が見られました。